VOICE

2020.05.12 | New Zealand Diary

YARNのサスティナビリティとエシカル

環境に配慮したものづくりを大切にしています。

サスティナブルは持続可能な社会、今のことだけではなく将来にわたって良い社会と自然環境を保ち続けること。

経済的に豊かになることと、地球環境を守ることは相反する流れのように思いますが、どちらも実現させていくのがこれからの未来の形に不可欠だと思います。

日本では1年間で29億着の衣服が供給され、半分以上の15億着が売れ残っているといわれます。その多くがブランド価値を保つために廃棄処分されている。。。こうした“衣服ロス“は今、大きな問題となっていて、ファッション業界でもサスティナブルに取り組むところが増えてきています。

今起きているパンデミックは私たちに消費について今一度考えさせられるきっかけになったのではないかと思います。私自身もロックダウンを経験して、物事の価値観や消費行動も以前よりもっと良く考えるようになりました。本当に必要で、身の回りにおいておきたいものってなんだろう。

どれだけ買うのか
どのように使うのか
それらはどこからきたのか
ローカルをサポートすることも前よりずっと意識します。

暮らし方、生き方がシンプルになることで少しづつ地球への負担もなくなるのではないかなと。規模の大きなことから考えるのではなくまず自分の周りにいる人を大切に思うと、人とのつながりをより感じられて、そうして繋がる気持ちがきっと遠くに暮らすひとのことも、国や人種を超えて、そして地球のことも大切にできるのだと思います。