2023.11.01 | New Zealand Diary
良質な眠りのためのパジャマのひみつ
心地良い眠りのためにお布団やシーツ、毛布と同じくらい大切で、
体に一番近い場所で使うのがパジャマです。
選び方で大切なポイントは3つ。
いまお使いのパジャマと照らし合わせてみてくださいね。
<ポイント1:素材をチェック>
着用してすぐのふんわりとした肌ざわりから選びがちなフリースや起毛素材は、
化学繊維が含まれて いないか素材タグをチェックしましょう。
化学繊維でからだを覆うということは、保温ジャー内で眠るのと同じ。
睡眠時に寝具のなかでかいた 汗を逃がすことができないので、
熱と汗を内側にとじこめて蒸れてしまいます。
上がりすぎた体温と汗を逃がしながら、
そして体温は下げすぎずちょうどよい保湿ができるような、 呼吸する自然素材 100%を選びましょう。
<ポイント2:ほどよいフィット性>
冷気が入らないように、タートルネックで、
手首足首はゴムや厚いブ編みできっちりと締める。
そん なパジャマを選んでいませんか。
血管が多く走る首元は、温めることで体温をあげ肩こりを和らげてくれますが、
それは眠る30分ほ ど前までが効果的です。
いざ床についてからでは温めすぎとなり、自然な発汗を妨げます。
手首足首も同様で、ゴムやリブ編みでしっかりと締めてしまうと
血流の流れをブロックしてしまいま す。
手先や足先が冷たくなると、なかなか寝付けませんね。
理想的な眠りのリズムのためには、血流が滞ることなく循環し、
手のひらと足の裏から自然な発汗が できること。
その流れがうまくできると、体温が下がり理想的な深い眠りに入ることができるので す。
<ポイント3:できるだけ薄く>
冬は寒さからつい厚手の生地を選びがちです。
しかし寝具に入ると体温の放熱で、寝具内の温度と湿 度がすぐに高くなります。
冬季に睡眠に入りやすい寝具内の温度は 33°Cくらい。
湿度は 50%程度と 言われています。意外と低いですね。
また眠っている間は寝返りを 10 数回繰り返しますから、
生地が厚いともたついて寝返りを邪魔して しまいます。
せっかく眠りについたのに、寝返りのタイミングで目が覚めてしまうのはもったいない こと。
お布団に入るときは、大丈夫かなと心配するくらい薄い生地で、
重ね着はせず一枚で着られるものを 選びましょう。
YARN は袖口や足首はそっとフィットする仕立てとなっており、
薄くライトな着心地で必要以上に締 め付けることなく着られるアンダーウェア。
パジャマとしてご使用いただける機能性をも持っていま す。
ZQ メリノ 100%で保温・保湿・放湿性の高さは折り紙つき。どうぞこの冬にお試しください。